こんにちは☆
恋愛・心理カウンセラーの tama です(^ ^)
SEXというと隠さなきゃいけないものなんてイメージがありますよね。
なので、今日は
SEXはいけないこと?
について話したいと思います☆
※この記事はnature時代の記事をアップしています
SEXについて話し合えてる?
まずは質問です。
夫婦で、もしくはカップルでSEXについてしっかりコミュニケーションできているでしょうか?
SEXのコミュニケーションて?
と思った方へ・・・
例えば、
- 今回のセックス中にどんなことを感じていたか
- こういうことをされると嫌、痛い
- こうして欲しい
- こんなことしてみたい
などなど...上記のことを恥ずかしがらずに話し合えているでしょうか?(笑)
これを読んでいるあなたはどうでしょうか・・?
実はSEXについて、ちゃんと話し合えていない夫婦やカップルはとても多いようです。
その大きい理由としては、
恥ずかしいから
はたまた、「そんなこと話し合うものじゃないでしょ」って感じでしょうか。
なかなか性に関することはオープンに話しづらいというのもありますよね。
「こんなことを言ったらどう思われるかな・・?」
「そもそも、自分(女性側)から誘ってもいいの・・?」
「変態に思われたらどうしよう?」
「はしたない女だと思われたらどうしよう・・」
「相手を傷つけてしまうかもしれないし嫌われてしまうかもしれない・・痛くても自分が我慢すればいいや」
「本当のことを言ったら嫌われてしまうかも・・」
SEXについて思っていることを話そうとすると、こんな嫌な感情がいっぱいあがってきてしまうんですね。
かくいう私も、20歳過ぎくらいまでは、性的なことに対してすごく嫌悪感がありました
(今では性的なことを、とても普通のこととして話すよねって友達に言われるくらいですが笑)
というのも、セックスには、
自己嫌悪と罪悪感
がいっぱい隠れているんです☆
性に関する日本の価値観
日本では社会的に
「性に関すること = いけないもの、悪いもの」
というイメージや価値観が強くあります。
なので、性に関することは「一般的に隠すもの、秘め事」として扱われており、みなさん大っぴらには話しません。
なぜかというと、それが当たり前だからですよね。
(明治以前は夜這いが横行するくらい日本の性文化は割と大っぴらなものだったんですけどね・・
明治政府により国民の道徳的観念の向上のため、純潔思想や一夫一妻制が確立されたようです)
もちろん、学校では教えてくれませんので、私たちは性に関することを
ドラマや小説、漫画、雑誌、AV、はたまた先輩からの話で学びます。
つまり、私たちはSEXについてちゃんと学んだことがないんです。
民俗学によると、夜這いが横行していた頃は、13歳〜15歳の少年に対し「フンドシ祝い」という
年上の女性からSEXを教わる
という儀式がある地域や村も多かったようです。
つまり、昔は地域ぐるみでそういう教育がされていたのかもしれません。
それくらい、昔の日本は性に対してオープンだったということですよね(今じゃ考えられませんが)。
現代の日本では、
「どうやったら赤ちゃんはできるの?」
なんて興味本位に親に聞いてみようものなら、
「お父さん(お母さん)に聞きなさい」
とはぐらかされたり
「そんなこと聞くもんじゃありません!」
と怒られたり、お父さんお母さんの対応も決していいものではなかったと思います。
(普通は聞かないと思いますが笑)
対して、アメリカでは、SEXのことを
Make Love(愛を育む)
と表現するように、性に関しては割とオープンだと思います。
アメリカの女性は
「いかに女らしくセクシーに見せるか」
というところに重点を置いており、服装もアメリカのドラマを見ているとパーティーで胸元をあらわにしたものを着ている女性が多いですよね。
セクシーで大胆な服装も「ファッション」の一言で片付いてしまうくらいです。
日本でも女優さんが同じように、ドラマで普段からセクシーな服装を来ていようものなら、テレビ局には抗議の電話が殺到するかもしれません(という話をよく聞きます)。
それくらい、日本では性に関して
隠されたもの
秘め事
なんてイメージが付きまとうんですね。
性に興味を持つのはいけないこと?
性的なものに興味を持つことは、私たちは人間ですから自然なことです。
性欲は3大欲求の1つですよね。ですが、
えっちなことに興味を持っている自分
を親に見られることを私たちはすごく嫌います。
なので、思春期の男の子が押し入れやベッドの下に隠しておいたエッチな本やAVをお母さんに見つかって、机の上にそっと置かれていたらなんとなーくバツが悪い感じがするのってわかりますか?
(今はスマホやPCがあるのでエロ本というものを見ないのかもしれませんが)
なんで、こんなに嫌な気持ちになるのかというと、
お父さん・お母さんにとっていい子でいたい
という深層心理があるからなんですね。
なので、性的なことに興味を持っている自分を知られると、なんだかすごく悪いことをしているような感じがして、すごく罪悪感を覚えるんです。
例えば、初体験をした夜、あなたはお父さんとお母さんの前で、
「僕(私)、今日初めてエッチしてきたんだ! どうどう? 一人前になった感じする?」
なんて堂々と聞ける人はそうそういないと思います。
女性は、「なんとなくいけないことをしてきてしまった・・」という感じがしてしまったり、、
それくらい、セックスをした自分は
悪い子
という意識が私たちの中で強く働いているんです。
また、「セックス=悪いこと」というイメージがある人は、自分の中の性的なもの(性欲、性的魅力、セクシーな自分)を抑圧している可能性が高いです。
すると、性に関する問題が出てきたりします。例えば、
- 痴漢にあいやすい
- パートナーが異常に性欲が強い
- SEXで何も感じられない
- パートナーがいるのにSEXレス
などなど。
これは、セックスに関する概念を「セックス=悪いこと」から
セックス=愛を育む素晴らしいもの
という良いイメージに変えていくことが解決策となります。
ただし、なかなか概念を変えるのは一人では難しいものですし、性に関することはとてもデリケートなものです。
そこにいっぱい傷を抱え込んでいる方もいます。
ひとりでは難しいと思ったら、カウンセリングをご利用することもご検討くださいね。
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました^^
あなたの心が穏やかで幸せでありますように☆
いつも応援しています♡
心理カウンセラー tama