私たちが無意識にとってしまう役割1

私たちが無意識にとってしまう役割1

こんにちは☆
恋愛・心理カウンセラーの tama です(^ ^) 

今回は

私たちが無意識に演じてしまう役割

について、2回に分けて紹介しようと思います。

 

 

家族の中での役割

私たちが生まれてきた時に初めて経験する「社会」・・それは「家族」になります。

父、母、自分、その他兄弟と人が「3人」以上揃うと、それは1つの社会とみなせるからなんですね。

家族の中でも無意識にとってしまう立ち位置やスタンス・・

実は私たちが社会(学校、会社、その他グループ)の中で自然にとる立ち位置やスタンスは、家族の中でとるものと無意識に同じものを取ってしまうようです。

それは家族の中での役を社会に投影してしまうからなのですが、それくらい家族というものが私たちの心を形成するのに大きく関わっているのです。

家族には基本的に次の5つの役割が

あると言われています。

・ヒーロー、ヒロイン

・チャーマー(マスコット、道化)

・犠牲者

・問題児

・傍観者

それぞれ1つの役割をやるだけの方もいますし、いくつかを兼務したりする方もいますがここら辺は割と人それぞれだったりします。

人によって3つくらい兼務していたりするので、社会に出た時もその場その場にあった役を無意識に演じていたりますね。

そういう方を見るとすごく器用だなぁと感じますが、同時にその方が感じている

演じていることの虚しさ

も垣間見れてしまうことがあるのでどこか切なさを感じてしまうことがあります。

 

みんなのリーダー!ヒーロー、ヒロインの特徴

まずは、ヒーロー、ヒロインの役割の特徴を説明します。

ヒーロー、ヒロインという名が示すとおり

先頭に立ってみんなを良い方向に引っ張っていく中心的人物

そんな役柄です。

みんなの中でも目立つ存在であり兄弟の中でも長男、長女といった一番上の方がなりやすい役ですね。

父親や祖父といった家族の中でも発言権が大きい方がなりやすい立ち位置でもあります。

この役割を持っている方は、クラスの中でも優等生だったり、グループの中でリーダー的存在なる方が多いですね。

抱えやすい問題点としては、ヒーロー、ヒロインという役所から別意識が強すぎる場合があります。

それゆえに他の役の気持ちがわからなかったり、その立ち位置に固執してしまうといったことがあります。

自分が一番注目されないと嫌だ

とか

リーダーじゃないとここにいる意味がない

とか

そういう気持ちを持ちやすかったりしますね。

(もちろん、みんながみんなそのような気持ちを持つわけではありません。)

また、みんなを引っ張っていくリーダー的存在がゆえに、無意識的になんですが周りに無価値感を感じさせやすかったりします。

基本的に自立している方が多いため、(周りのために)頑張りすぎて燃え尽きてしまうことがあります。

このタイプは人生で挫折や失敗をあまり感じずに生きてきた方が多いので、1度燃え尽きてしまうと自暴自棄になりやすくなかなか立ち直ることが難しいようです。

ヒーロー、ヒロインの役柄が問題を乗り越えるためには、

・誰かに頼ること

・誰かに助けを求めること

・誰かを助けること

・サポートすること

などなど、いつもとは違った役割チャレンジすることでその役割から抜けることができるのです。

また、役から外れることでいつもと違った世界の見方ができるため、

・視点を広げることができる

・人としての器をより大きくできる

・包容力がつく

など様々な恩恵を得られることができます。

 

愛されれキャラ、チャーマーの特徴

 

次は、愛されキャラ、チャーマーの特徴を説明します。

ものすごく簡単にいうと、チャーマーは

・みんなに愛されること

・可愛がられること

が役割となります。

みんなを楽しませたり、いるだけで場の空気を和ませたりするので、みんなのマスコット的存在です。

家族でいうと末っ子がこの役割になりやすいのですが、長男・長女の方(兄弟で一番上の方)でもたまにチャーマーの役割をしている方がいるので、周りの空気を読みやすい、とても心の優しい方が率先してやってしまうのかもしれないな、となんとなく思います。

家族の雰囲気が悪いとか、両親の仲が悪くてとか、家族の誰かがいつも元気がないとか、そういう空気を感じやすく、それをどうにかしたいという気持ちから、おどけて笑いをとってみたり、無理におかしなことをして、みんなの意識をこっちに向けてみたりと健気に頑張ります。

しかし、頑張り過ぎてしまったり、そんな頑張りに誰も気づいてくれなかったりすると、まるで自分が道化になったような感覚がしてしまうので、虚しさを感じてしまうことも・・><

また、道化を演じることにより本来の自分を見てもらっていない感覚がしてしまうため、本当に愛されているという実感がなく、どこか冷めた視点を持ちやすくなります。。

本当の自分を見てくれるなんていない

とどこか人間不信なりやすくなってしまったり。

本来は、周りを元気にしてあげたいという素直な気持ちからはじめたことだったはずなんですけれどね。。

上記のような感覚を持っている方は、少し周りのために頑張り過ぎてきたかもしれませんね。

周りが笑顔になってくれるためにと、自分を殺してどんどん犠牲をしてしまっていたかもしれません。

もし、あなたがこんな気持ちを抱えて辛くなっているのでしたら、少しその役から抜け出してみることをオススメします。

もう長年やってきてその役が抜けない方が多いのですが、役というのはクセでもあるので、意識していけば役を抜くことができます。

最初はうまくいかないかもしれません。

だけど、意識していくとこで、「あ、またやっちゃってたな・・と違和感に気づくことができるようになります。

気づくことができるようになれば、もうちょっと次は自分の気持ちを大事にしてみよう!

と意識してチャレンジしてみてください。

ただ、役というのは長年の積み重ねなので、1、2年かけて、その役の癖を手放していくことになります。

本当にそれくらい時間がかかるものなのです。。

もちろん、一概には言えないので人によっては気付くだけで、パッと変わることができるのかもしれません。

ちょっとずつちょっとずつ、自分の本当の気持ちを大切にしていきましょう^^

チャーマーの役を持っている方が自立し、大人の心や自分の気持ちを大切にできた時、無理なく周りの人に楽しみや喜びを与えられる本当のエンターティナーになることができます。

この話がなんとなくわかる方は、その才能がありますので大切になさってくださいね☆

 

あなたの心が穏やかで幸せでありますように☆

いつも応援しています♡

心理カウンセラー  tama

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