安売りしてしまう心理 ~あなたの中に潜む無価値感~

natulish安売りしてしまうのは?

こんにちは☆
恋愛・心理カウンセラーの tama です(^ ^) 今回は

安売りしてしまうのはなぜ?

について説明したいと思います。

 

※この記事はnature時代の記事をアップしています

 

安いエサに飛びついてしまう

 

無価値感の強い女性は、自分には価値がないと思っているので、ついつい自分を安売りしがちです。

というのも、男性が自分に対して好意を持ってくれると、その男性がいい男か悪い男かどうかも判断せず、

「あ、この人は私のことを好きになってくれる人なんだ」

と思って、簡単に付き合ったり、身体を許してしまうという傾向があります。

(ここで、誤解をしないでほしくないのは私は簡単に付き合ったりすることや、すぐ身体の関係を持つことを悪いと言っているわけではないんです。単純にそういう傾向があるという意味で言っています。)

無価値感の強い女性は、基本的に良い人で、やさしかったり、気遣いがすごく上手だったり、尽くす方が多いんです。

だから、男性から好意を持たれることが多いんです。

ひと昔前に流行り、ドラマにもなった「凪のお暇」の凪もそんなタイプの女性ですね。

だけれど、自分のことは全く価値がないと思っているので、

「あっ この人は私を愛してくれる人かもしれないひらめき電球

と思って、相手の男性がどういう想いで好意を寄せてくれているかを判断しないまま、流れで付き合ったりしてしまうんです。

相手がぶら下げているエサ(愛)が高かろうが、安かろうが、

「エサ(愛)をくれるんだ」

と思って、そのエサ(愛)に飛びついてしまうんですね。

そのエサの中身をよく見ないで。

なので、相手の方が本当にあなたのことが好きな男性であった場合はいいんですが、悪い男の場合はうまく利用されてしまうこともあるんです・・

付き合い初めはラブラブの時期・・「あばたもえくぼ」とお互いのすべてがよく見える時期なので、相手もあなたを大事にしてくれて、

「好きだよ」

「そういうところがかわいい」

などラブ満載のことを言ってくれるかもしれません。

だけど、それは最初だけ・・

時間が経ってくるうちに、相手もだんだんと気を遣わなくなってきて、あなたの扱いが雑になってきたりします。

「なんだか、前みたいに大切に扱ってくれなくなった・・」

ように感じるんですね。

でも、あなたは自分には価値がないと思っているので、そんな扱いをされても当然のように感じてしまうんです。

ああ、こんな私はやっぱり好かれないんだ・・と思って、彼に愛してもらうために、

「こんなことをすれば・・、あんなことをすれば・・」

とついつい自分を犠牲にし、尽くしてしまったり、彼の横暴なリクエストを聞いたりと、彼の言うことを聞いて当然というような感じになってしまう方もいるんです。

振り回されたり、都合のいい女扱いをされてしまったりするんですね。

あなた主体ではなく、彼の気分によってあなたの気分が上がったり下がったりしてしまうので情緒不安定になり、すごく苦しくて辛い想いをされたりします。

セックス要員として呼ばれて、事が済んだら帰らされる・・

それを当然として受け入れてしまう方もいらっしゃるんです。

そういう方は、まるで

私の価値は(女としての)身体しかありません

と思ってるんですね。

あなたには素晴らしい価値があるのに、自分でそれを信じられないんです。

本当は嫌だけど、心の奥底で、

私には価値がないので、そんな扱いを受けて当然なのです

と思ってしまっているんですぐすん

 

自己価値がを低くしているのは自分?

私もそんな無価値感が強い時期がありました。

私は23歳のとき、お父さんが突然くも膜下出血で倒れ自宅介護でずっと寝たきりの状態になってしまいました。

友達の親はみんな現役でまだまだ元気な状態です。

なので、私はこう思ってしまったんです。

「同じ年くらいの男性は、お父さんが自宅で寝たきりのような女はきっと重いと思って付き合いたがらないだろう」

なので、すでに彼女がいる人を好きになりました。

会ったりはしてくれましたが、私は2番目の女で都合のいい女でした。

「こんな私は2番目の女くらいの価値しかない」

と自分で自分の価値を決めてしまっていたんですね。

そんな考えを持っていたものだから、2番目の扱いを受けてもそれを当然と思い、許していました。

でも、ある時、同い年くらいの男性が私に好意を持ってくれたことでハッと気付いたんです。

「私は同い年のフリーの人からも好意をもってもらえるんだ」

と。とても驚きでした。

自分は2番目の女にしかなれないと思い込んで自己価値を低くしていたのはまぎれもなく私だったんです。

自分で自分の価値を決めつけていたんですね・・

 

誰がなんと言おうとあなたには価値がある

自分に価値がないと思っている人は、どうか、自分に価値がないと決めつけないでください。

あなたの周りにいる、あなたを大事にする友人・家族は、あなたに価値があると思っています。

そう、

あなたには価値があるんです

あなたに価値がないと思ってしまうのは、あなたが作り出した勝手な思い込みなんです。

決して、真実ではないのです。

極論ですがあなたが生きていることが、あなたは赦されている存在であり、価値があるということなんです。

あなたにやさしくしてくれる人、あなたの価値を見てくれる人の言葉を少しでもいいので信じてみませんか?

そして、けして、自分を安売りしないで欲しいのです。

傷付いていないと思っていても、心はどこかすり減っていて、それを見ないふりしている方が多いのです(ToT)

なので、あなたの身体と心を大切にしてあげてくださいね。

相手や誰かを主体に考えずに、

自分はどうしたいの?

をいつも自分に問いかけてあなたの気持ちを大事にしてほしいのです。

わがままになることではないですが、無価値感が強い人は基本的に良い人であることが多いので、少しくらいわがままになったり悪い子ちゃんになったくらいがちょうどよかったりします^^

あなたが楽なこと

あなたが楽しいこと

あなたが嬉しいこと

あなたが喜ぶこと

あなたが幸せと思うこと

を選んでほしいのです。

それは家族が相手であっても同じで、犠牲をされても相手は嬉しくありません。

いつも疲れているのに家事をしてくれるお母さんを見て、自分が何もしていないことに罪悪感を覚えたり、

おじいちゃん、お祖母さん(旦那さんのお義父さん・お義母さん)にいつも気を遣っているお母さんを見て、子どもは結婚て辛いものなんだ、楽しくないものなんだと思ったりします。

楽しそうな人や心から笑っている人を見ると、なんだかあなたも楽しくなってきたりしませんか?

それと一緒で、あなたが幸せであることは周りを幸せにするんです。

まずは、ご自身を大切にしてあげてくださいね^^

 

最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました^^

あなたの心が穏やかで幸せでありますように☆

いつも応援しています♡

心理カウンセラー  tama

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