バランスの法則① ~相手との見えないつながり~

natulishバランスの法則

とのこんにちは☆
恋愛・心理カウンセラーの tama です(^ ^) 

私が習った心理学では、

目の前の相手とは見えないつながりがある

と教わりました。

なので、今回はそれについて説明させていただきますね。

 

※この記事はnature時代の記事をアップしています

 

目に見えない相手とのつながりとは?

目に見えないつながりというとわかりづらいかもしれません。

簡単にいうと、目の前にいる相手との関係性を指しています!

特に彼氏や彼女、奥さんや旦那さん、子供や家族とは、関係性が深く無意識で感情を共有しやすいのですね。。

えー、なにそれ?

意味分かんない。。

と思われるかもしれませんが、私もそれを知ってから、周りをそんな目で見てみるようにしたところ、、

もしかしたら、そうなのかもしれない・・?

と思う場面にいっぱい出会ってきました。

例えば、、とある後輩カップルのケンカをそばで見ていたんです。

ケンカというよりも、彼女が一方的に彼に対して文句や怒りをぶつけていただけなんですけれどね。

彼女は一方的に

「こんなところが嫌!」

と、彼に対する文句や怒りをみんなの前で「彼に」ぶつけていました。

彼は何をしているかというと、黙ってそれを聞いているだけ。

彼がじっと黙って聞いている間、彼の潜在意識では何が起こっているかというと・・実は怒りを抑えているんですね。

しかし、彼が怒らないよう自分を抑えよう抑えようとするほど、彼女はもっと怒りだしてしまうんです。

ちょっとわかりづらいので、図にすると・・

これが彼と彼女の通常状態で、赤いのが感情だと思ってください。

そして、一見、上のように2人の感情はつながっていないと思うんですが・・・

実は、根っこ(潜在意識や無意識)では目には見えないけれど☝︎のようにつながっているんです。

そして、彼が怒らないように感情をグググッと抑えると、、

2人は(潜在意識で)つながっているので、彼女の方の感情がグググッと上がってしまうんです。

つまり、一方が怒りの感情を抑えた結果、もう一方は余計に怒ってしまう、、

こんあ現象が起こるのは、目に見えないつながりからくるバランスの法則関係しているんですね。

今回の「怒り」を例えにしてみましたが、他の感情でも実は同じことが起こっています。

例えば、とあるカップルの彼氏が寂しいという気持ちを何らかの理由で感じたくない場合、彼の寂しさは抑圧されるため、なぜか彼女は寂しくて寂しくてたまらなくなってしまったりします。

例えば、彼女が日本女性たるもの

えっちなことなんて考えるのははしたない!

という考えがあり、性欲をすごく抑圧していれば、彼氏の方は、自分は変態なんじゃないかと思うくらい性欲が強くなったり・・

例えば、旦那さんが金遣いが荒く散財ばかりしていたら、奥さんはいかに節約するかを考える倹約家になったり・・

こんなふうに私たちは、パートナーとバランスを取り合うのです。

そして、実は、パートナーだけでなく、全ての対人関係において、バランスを取りあうんです。

 

自動的に感情は共鳴する

これは、「感情は共鳴する」という性質が起こすもの。

例えば、元気にワイワイ騒いで笑っている友達の側に行ったら、なんだか自分も楽しくなってきた!

とか

イライラを撒き散らしている人が部屋に入ってきたら、何だか自分もムッとした

というように、まるで音叉(おんさ)のように、無意識に周りに伝わっていくものなんです。

なので、奥さん(旦那さん)が理由もよくわからないのにすごく怒ってくる・・

なんてことがあったら、自分でも気付かないうちに怒りを抑圧している場合もあるんですね。

もちろん、逆もしかりなんですけれど。

また、とある中学校の廊下で生徒達10人くらいがいきなり過呼吸になってしまったそうです。

最初は、1人が過呼吸になってしまったらしいのですが、その周りにいた生徒達も次々と過呼吸になったそうです。

まだまだ中学生は多感で感受性が強いため、「1人の生徒の怖れ」を周りの生徒が敏感に感じ取ってしまったんでしょう。

テレビでこのニュースで見た瞬間に共鳴してしまったんだなと思いました。

感情は目に見えないもの。

だから、今感じている感情が自分のものなのか、パートナーのものなのか、それとも、家族の誰かのものなのかは、なかなか気付きづらい面があります。

特に小さい頃はまだまだ理性が発達していないので、親の感情を子どもが引き受ける場合もあるんですね。

親がいつも抱えていた感情を自分が背負ってしまい、(子供は親を助けたいので無意識にそんなことをします)いつしかそれが癖や習慣になってしまっている場合もあります。

小さい子供は特に感情で生きていますから、親が悲しんでいる姿を見て、同じように悲しくなったり、親に笑って欲しくて自分がピエロやマスコット役をしたり、お母さんのお母さん役をする場合いっぱいあるんです。

なので、今問題を抱えている方は、

どんな感情を抑圧してきたか?

や、

家族の中の誰の感情を引き受けてきたか?

など考えてみるのも深刻になりすぎず、また誰かの所為にしすぎずに、問題を見ていくいいキッカケになるんじゃないかなと思います^^

自分のものじゃないとわかったら、それがキッカケとなり、その感情が解放されていくので。。

でもね、もし、このパターンを持っていると思った方は、あなたは家族の中で一番優しい方だと思います。

あなたが家族の問題や感情を全て引き受けてきた可能性が高く、それは、あなたが家族想いのとても優しい方だからなのです。

ご自身のやさしさによって、あなたのご家族が助けられているかもしれない・・そんな風に思っていただけたら幸いです。

 

最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました^^

あなたの心が穏やかで幸せでありますように☆

いつも応援しています♡

心理カウンセラー  tama

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