こんにちは☆
恋愛・心理カウンセラーの tama です(^ ^)
尊敬する心理学の先生が
「ワンピースはただのマンガではありません。心理学の参考書です」
と冗談まじりで言っていたことで、
心理学という視点から
ワンピースを読んでみました。
なので、ここでは、ワンピース 第 2 話から
自己概念が現実を創る
ということを説明したいと思います。
※この記事はnature時代の記事をアップしています
自分が自分に持っているイメージ:自己概念
ワンピース第2話で
海賊王になるんだというルフィに対して、
「ムリムリ絶対無理!!」
と否定するコビー。
だけど、ルフィは、
「おれはやれそうな気がするんだけどなー」
とつぶやいています。つまり、ルフィは、
自分はきっと海賊王になれる
と思っているんですね。
逆に、コビーは海賊アルビダの
元で働く自分のことを
「逃げ出す勇気もなくて、一生雑用係の運命だ」
と思っています。
さて、この2人の違いは何だと思いますか?
それは、
自分に対して
どんなイメージを
抱いているか
ということなんです。
というのも・・・私たちは、
自分はこういう人間だ
というイメージを無意識に作っています。
その枠を自己概念といいます。
私たちは自分自身が持っている
自己概念に合わせた相応の
振る舞いを実はしてしまっているんです。
自己概念に合わせた人生
例えば、ルフィでいえば、
自分は海賊王になるんだから
それ相応の仲間が必要だ
と、ゾロを仲間にしますよね。
それは、ある種、
自分は一流の人間だから、
仲間になる人も一流の人が相応しい
という自己概念が作りだす
振る舞いでもあります。
また、コビーで例えると、
自分は一生雑用係
という自己概念を持っていました。
なので、周りにいいように
こき使われていても、
それを受け入れてしまっているんです。
これも、自己概念が作りだす
振る舞いなんですね。
つまりは・・
自分のことをどう扱っているか
によって
自分自身を変えられる
ということでもあるんです。
実際に、クライアントさん(女性)の中に、
自分は男っぽいからかわいいピンクの服や、
女の子らしいレースやフリルの服は似合わない
と言った方がいました。
だけれど、実際にピンクの服を
着てもらったとき、
とても似合っていたんですね。
実は、そのクライアントさんを
カウンセリングをしていくと、、
外見や振る舞いはすごく
男っぽくしているのだけれど、
内面はすごく女の子らしくて
かわいらしい方
ということがわかってきました。
なので、ピンクの服を着たことによって、
その内面のかわいらしさとマッチし、
実はかわいらしい服も似合う
というのがわかったんです。
つまり、
「自分にはかわいらしい服は似合わない」
というのは、そのクライアントさんの
思い込みだったんです!
このことによって、意外とピンクもいける・・
というのがわかったクライアントさんは、
徐々にかわいらしい服に
チャレンジしていきました。
絶対に着たくないと
言っていたスカートも
いつしか履かれるようになりました。
それは、ネガティブな自己概念が
ポジティブな自己概念に
変わった良い例だと思います。
また、クライアントさんではなく、
知り合いの方の中に、すごーくネガティブな
自己概念をもった方がいました。
『私は幸せにはなれないし、
不幸になる星に生まれたようです。
それが自分の運命だと受け止めます・・・』
どうですか?
すごくネガティブな自己概念ですよね
この方に、
「宿命は変えられないけれど、
自己概念は自分で変えられるんですよ~
だから、不幸になるのも幸せになるのも
自分次第で決められるんですよ~」
と言っても全く聞きいれてくれませんでした・・
なので、その方はそのネガティブな思考から、
周囲に嫌われたままでした
自分への思いこみが人生を創る
つまりは、
自分自身を制限をしているのは自分であり
ポジティブな自己概念を持てば、
よりポジティブな自分になっていくし、
ネガティブな自己概念を持てば、
よりネガティブな自分になる
その自己概念に見合った現実が創られる
ということでした。
自己概念が作り出す仕組みは
お分かりいただけたでしょうか?
ちなみに、コビーは7話目には、
「ぼくは! 海軍将校になる男です!!」
と言うまでになり、
ついに海軍にはいることを認められるのです。
ルフィに影響を受けて
自分の自己概念を変えるような
宣言までするようになったのです。
いつだって、
自分自身に対する
思いこみは変えられる
枠を作っているのは
他でもない自分自身
ということでした。
参考になりましたら幸いです。
あなたの心が穏やかで幸せでありますように☆
いつも応援しています♡
心理カウンセラー tama
※この記事はnature時代の記事をアップしています