周りに頼ることができない方たちへ

こんにちは☆
恋愛・心理カウンセラーの tama です(^ ^) 

自立が強い方ほど周りに頼ることができなくなってしまいます。

今日はそんな方たちに対する処方箋になります。

周りに頼ることができない方へ

 

※この記事はnature時代の記事をアップしています

 

自立傾向の方の特徴

私たちは精神的に自立してくると、

自分でなんとかしなければ!

と周りに頼らず、一人で解決しようと問題を抱え込んでしまいます。

「友達に話を聞いてもらいたいけれど、あの子やあの子も仕事や家庭(子育て)で忙しそうだし、いきなり電話したら迷惑になるだろうな・・」

「周りの人は、すごく一人でなんでもできて頑張っているし、こんなことで悩んでいる私はダメだなぁ。。もっと頑張らなくちゃ!」

そんな想いから、周りに頼ることを辞めてしまうんですね。

特に、仕事ができたり、しっかり者で責任感が強く周りからも頼りにされる人は、なかなか自分の悩みというのが人に相談できなかったりするんです。

男性の場合だと、基本的に自立しているので自分の悩みを、まず人に相談するという考えがなかったりします。

人に相談することは

「なんだかカッコ悪い」

「悩みを相談するということは自分の弱さを見せることになるからしたくない」

「解決できないことは横に置いておこう」

という考えの方が多いようです。

それはそれで悪くないことなんですけどね。

すると、周りの相談は聞くけれど自分の悩みは話せなかったり、友達にある程度は話せるけれど、冗談っぽく話して本音の部分がなかなか言えなかったり・・

「私は全く問題なんてないよー、それよりあなたは最近どうなの?」

というように、自分の弱さをひた隠しにしたりと、その方の自立度や状況によって対処はさまざまです。

相談できないのは、自分のイメージを壊したくなかったり、

周りに心配をかけたくない

迷惑をかけちゃいけない

という気持ちから、つい「まぁいいか・・」と自分をないがしろにしてしまうんです。

特に、みなさん、職場で「変なふうに思われたくない」と気を遣っているため、なかなか同僚に話せない方は多いようです。

そうして、問題を自分一人で抱えていると、だんだんと心がいっぱいいっぱいになってしまい、ふとした時に、すごく不安になってきて、ワーッと泣きだしてしまったり、感情が抑えられない状態なってしまうんですね。

そして、「あれ? もしかして私なんかヤバイかも・・」とようやく気付く方も多いようです。

傾向としては、

自分一人でも生きていけるようにしなくちゃ!

とお仕事で頑張っている方・・

特に、専門職の方だったり、キャリア志向で目標を持って頑張ってこられた方に多いかなと思います。

また、長女や長男など、小さい頃から弟や妹の面倒をみてきて、甘えることに慣れていないしっかり者の方や、苦労が多く、その中でも頑張って生きて来られて、同じ年の中でも精神年齢が高く、早くに大人になってしまった方など、その背景はさまざまです。

もちろん、周りに自分よりも自立した方がいるならその方に相談できたりもしますが、デリケートな問題でもありますし、基本的に自立した方は周りに頼ることに抵抗感があるんですね。

なので、時間を作って、カウンセリングに来られる方も少なくありません。

また、男性の方は基本的に自立していますので、抱え込みがちですね。

うつ病にかかる男性が多いのは、なかなか自分の気持ちに気付けなかったり、気持ちを表現することに慣れてない方も多いので吐き出すことができず1人で抱え込みすぎるからかもしれません。

 

自立と依存のバランス

例えば、お仕事で自立している方は、その分、パートナーにすごく頼ってしまったり、甘えてしまったりとどこか別の部分で依存的になったりします。

私たちは自然にバランスをとる生き物なので、どこかでストレスを感じていたら、どこかで発散しないと心が壊れてしまうんですね。

つまり、どこかですごく自立していたら、別のどこかに依存していたりとバランスをとっているんです。

パートナーがいない方は、お酒、ギャンブル、衝動買い、セックス依存症などその依存先はさまざまです。

パートナーがいる方は、仕事や友人関係で周りに頼れない分、すごくパートナーに甘えたい気持ち出てきてしまい、それをぶつけてしまう方もいます。

そういう気持ちを汲んでくれるパートナーや、精神面で比較的余裕のあるパートナーでしたらよいのですが、支えきれずダメになってしまうパターンも多いんですね。

また、甘えたい気持ちをうまく表現できなくて、パートナーに怒ってしまう方も多いんです。

「私のこの気持ちをどうしてわかってくれないの!?」

という気持ちから怒ってしまうんですが、怒りの下にある気持ちを見ていくと、

「本当はただ甘えたいだけ」

ということも多いんです。

うまく甘えたり、頼ったりできないので怒ってしまうんです。

ひねくれて、つい、憎まれ口をきいてしまったり、

素直に甘えたり頼ったりするのはプライドが許さなかったりします。

 

まずは周りに話すことからはじめよう!

自立的な方は、心の底にある

「本当は甘えたり、頼ったりしたい」

という気持ちに気付いてほしいんですね。

そして、今自分が抱えている苦しい気持ちを、信頼できる誰かに話すことがとても大事になります。

ただ、癒着気味の親に話すとコントロールされたり、心配されたり、逆に怒られたりする場合があるので、話す相手はとても吟味した方が良いかもしれません。

客観的に物事が観れる第三者が良いかと思います。

しかし、自立的な方は、普段、人に相談しないせいか

「どうやって話したらいいかわからない・・」

という問題が出てきます。その時は、

「ただただ、今感じている気持ちを言葉にしてください。うまく話せなくてもいいので、思ったことを素直に伝えてみてください。

あなたが親しい誰かから頼られたら嬉しく感じませんか?

私たちは素直に頼られたり甘えられたりすると嬉しいんです。

なので、あなたも信頼する人にぜひ頼ってほしいのです」

とお話しさせていただきます。

信頼できる人に話し、

気持ちをわかってもらえるだけで問題は解決していないけれど、心が楽になったり、救われたりするんですね。

すると、心の荷物が少し軽くなります。

あなたがもし、いっぱいいっぱいになったら、ぜひ周りの方を頼ってくださいね。

もちろん、お近くのカウンセリングを使ってもらってもOKです☆

あなたが解決しやすい方法をぜひ見つけてみてくださいね^^

 

最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました^^

あなたの心が穏やかで幸せでありますように☆

いつも応援しています♡

心理カウンセラー  tama

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