あなたの中の男性性と女性性 その2 ~『男と女』から『男 vs 男』に~?

natulishケンカ

こんにちは☆
恋愛・心理カウンセラーの tama です(^ ^) 

今回はちょっと違う角度から、

男性性の強い男女が付き合うとどうなるか?

女性性の強い男女が付き合うとどうなるか?

についてかかせてもらいますね。

 

※この記事はnature時代の記事をアップしています

 

男と女なんだけど「男 vs 男」!?

 

女性も男性と同じようにバリバリ働いていますので、とても自立した女性が増えてきていますよね。

男性性というは 自立 』の象徴です。

自立した女性が増えているということは、つまり男性性が強くなった女性が増えてきている、ということでもあるんですね。

女性が自立してくると、感情・感覚といった

感じる 

ことよりも理論・理性・思考といった

考える 

価値観へと変化していきます。

もちろん、女性が社会で自立していくことはとても素晴らしいことなのですが、これがパートナーシップでは問題を生むこともあるんです。

例えば、今まで依存的だった女性がスクールやセミナーに通ったり、本を読んで勉強したり、仕事を頑張ったりすることで、とても自立してきたとしましょう。

仕事で論理的な思考や話し方を身に付けていった結果、今までは彼の理論に負けていたけれど、自分が勝つようになってきました。

すると、彼は自分に対抗心を燃やしてきて、何かにつけて突っかかってきたり、

こんなことお前は知らないだろう?

というように、自分のすごさをアピールしてきたりと、なぜかケンカが増えてきて、

正直、一緒にいるのが嫌になってくる・・

会ってもケンカばかりなのでセックスレス気味・・・

また、今までは彼がとても頼もしく見えていたのに、なんだか頼りなく感じたりして、スクールで出会った年上のデキそうな男性に目がいったりします。

これは、彼女が自立してきたことによって男性化し、『 男 と 女 』から、どこか『 男 と 男 』の関係なってきてしまったことを示唆しています。

もちろん、性別では男と女なのですが、心理的には『 男 と 男 』の関係なってしまうため

・どちらが正しいのか?

・どちらが優っているのか?

・どちらが主導権を握るのか?

といった競争が出てきてしまうんですね。

すると、「もう男(女)としてみれない」といったように、相手に対して魅力を感じなくなってしまいます。

女性としては、より頼りになる男性に目がいってしまったり、男性としては、よりかわいらしい守ってあげたくなるような女性に目がいってしまったりと、セックスレスや浮気(不倫)といった問題を引き起こしたり、カップルだったらそのままお別れにつながってしまうことにもなりかねないのです。

 

男と女なんだけど、女 vs 女!?

上記の例とは反対に、女性的な男性と女性が付きあった場合はどうでしょう。

女性性は 『依存』の 象徴になるので、お互いが似た感性を持ちます。なので

一緒にいるのはすごく楽しい!

いつも一緒にいたい!

といった共依存の関係性になりがちです。

もちろん、一緒に遊んだりするのはいいのですが、なかなかその先に進まなかったりもします。

(また、セックスなど性的なものを感じさせるのはどこかタブーになります)

どちらも精神的に頼られることに慣れていないため、男性が彼女に頼られることに対して居心地の悪さを感じたり、その役はやりたくない、といったような拒否感が出てきます。

自分の方が精神的に頼りたいから、だったり、彼女に対してどこか男性的なものを求めていたりするので女性的な弱さを見せられることに抵抗があったりするんですね)

彼女としても、彼に対して男性的な包容力だったり強さ求めているので、どこか頼りなさや、『 男 』を感じられないことに対する不満も出てきやすいんです。

それでも、なんとかしようと、彼女が無理やり男役をやったりするのですが、それは正常な関係ではないので、どこか無理が生じてきます。

そのため、どちらかが今の関係性に疑問や不満を持ち、彼女の方が他に『 男 』を感じさせる要素を持った男性を求めたりと、やはりお別れや浮気を招いたりするのです。

 

自立や依存を手放し、相互依存へ

こんな問題が出てきたときは、男性性か女性性かのどちらかに傾いています、というメッセージでもあるのですが、なかなか自分では気づきにくくもあります。

自立が強くなった(男性性が強くなった)女性は、自立(男)を手放すことが求められています。

それは負けを認めることかもしれませんし、女性的な方法・・・相手を立ててあげることかもしれません。

『正しさ』 は競争しか生まないので、それよりは心と心の 『つながり』 を求めてほしいのです。

また、依存が強くなった(女性性が強くなった)男性は、自立すること(男性的になること)が求められています。

それは「自分の中の男らしさを受け入れる」 ことかもしれませんし、過去に周りにいた「男らしい人」との関係(多くは父親との関係です)で傷付いたことを癒す必要があるのかもしれません。

「自立 vs 自立」の関係は競争しか生みません。

「依存 vs 依存」の関係は共依存という破滅の道となります。

それよりは

お互いが自立し一人でも大丈夫だけど、でも、あなたがいた方がより幸せ。

という相互依存の関係性を目標としましょう☆

 

最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました^^

あなたの心が穏やかで幸せでありますように☆

いつも応援しています♡

心理カウンセラー  tama

この記事をSNSでシェア!