こんにちは☆
恋愛・心理カウンセラーの tama です(^ ^)
実は、セックスレスの原因として、夫婦関係が
怒りや不満から冷戦状態
になっている場合も多いんです。
そのことについて今回は説明させていただきますね。
※この記事はnature時代の記事をアップしています
怒りがあると相手に触れたくなくなる
セックスレスになる原因として、
何かのキッカケで旦那さんや
彼氏に対してとても怒ってしまったとします。
それが原因で
旦那さん(彼氏)に
触れたくない
って思ってしまいます。
最初は「ちっちゃなイラッ」って
したことだったりしますが、
その日の夜に「エッチ」に誘われ
イラッとしているので、
仕返しとばかりに
「そんな気分じゃないから」
と断り、それが何回か続いたとします。
すると、旦那さん(彼)としては
もう断られるのが嫌なので誘う気が
無くなってしまい・・
奥さん(彼女)としては
「私から誘うのもな・・」
とプライドだったり、
「女から誘うのは、
はしたないんじゃないか?」
という考えが頭によぎったりで
なかなか誘えず、結果、
そのままセックスレスに・・
なんてことが多いのではないでしょうか。
もちろん、パートナーに対して
出てきた怒りをすぐに
相手にぶつけたり小出しにして
解消できる方は問題ないのかもしれません。
ですが、ちょっとした不満や怒り、
寂しさを我慢して飲み込んでしまう方は、
そういったネガティブな感情を
溜めやすいのです。
それが自分の容量を超えると、
「もう、あなた(お前)の顔を見るのも嫌!」
になってしまいます。
「言わなくてもわかってよ!(察してよ!」
と思っている方や、
「言ってもわかってくれなかったし
理論的に返されて
何も言えなくなってしまった・・
だから、もう言わないし、
あの人に何言っても無駄」
と思っている方は、相当な怒りが溜まり、
パートナーに対してもう愛想を
尽かしているかもしれませんね。
すると、そんなパートナーに対して、
触られたくないし
触れたいとも思わなくなります。
そういう雰囲気で触ってこられたりしても
ぞっと嫌悪感がしたり、
パートナーの顔を見るだけでも嫌、
なるべく一緒の部屋にも居たくないと
思うかもしれません。
そんな状態だと、
セックスなんて
もってのほか
になってしまうんです。
男と女のケンカは平行線になりやすい
男性は理論的に物事を考えるのに対して、
女性は感情的に物事を考えます。
すると、話し合いをしても、
理論 VS 感情
となり相容れませんし、
話は平行線になったりします。
男性は普段から感情を抑圧しているため、
感情的になった女性を避けたくなります。
感情と向き合いたくないんですね。
そのため、話し合いすら避けようとします。
また、相手に何らかの理由で
罪悪感を感じていると、
相手と向き合うことから避けようとします。
心理的に
また責められるんじゃないか?
という意識が働き、
逃げたくなるんですね。
私たちは怒りや寂しさ、
悲しさといったネガティブな感情は
感じたくありません。
なので、すぐに見ないふりをして
抑圧してしまうんです。
だけれど、心にはどんどん
抑圧した感情がたまっていきます。
パートナーを見るたびその押し込めた
ネガティブな感情
を嫌でも感じてしまうため、
パートナーを直視できなくなって
しまうんですね。
まるで、パートナーが
ネガティブな感情の象徴に
なってしまうんです。
このような状態になると、
夫婦生活はしているけれど
冷戦状態に陥り、いつの間にか二人の間に
不可侵条約
が結ばれてたりします。
すると、一緒に住んではいるんだけど、
休日は別々の予定を入れたり、
最低限の会話しかしていなかったりと、
いわゆる「冷え切った仲」に
なっていたりします。
冷戦化した夫婦関係は浮気の温床に
このケースでは、
コミュニケーション不足
が一番の原因かなと思います。
もしかして私は愛されていないかもしれない
という想いだったり、
寂しいと素直に言えなかったり、
相手に嫌われてしまうかもしれない
と思って言いたいことを我慢したり・・
そういう小さなことが積もりに積もって
セックスレスや浮気という問題を作るようです。
それは、
ずっと放っておいて
見ないようにしていたもの
としてイメージすると
わかりやすいかなと思います。
それはまるで、押し入れに何でもかんでも
いらないものを入れていた結果、
いっぱいいっぱいになってしまい、、
開けようとするものなら、
ドサドサドサドサーーッ!!
と一斉に物が出てきそうな状態・・
「あー、片付けなくちゃいけないって
わかってるんだけどなぁ
でもめんどくさいしなぁ
このままでも大丈夫そうだし、まあいいか」
と見ないふりをしている状態です。
ずっと見ないふりをして、
物を押し込めていた結果、
押し入れが壊れる
(浮気される)
といった問題が出てくるんですね。
そこでやっと、事の重大さに気付き、
呆然としながら、
「あ・・なんとかしなきゃ・・」
となったりします。
なので、カウンセリングでは、
まずはご自身の心と
向き合ってもらうことをします。
物がいっぱいになった押し入れを
整理してスッキリさせることで、
隙間を空けたり、新たにものを
入れたりできるようにするんですね。
カウンセリングで気持ちを吐き出したり、
セラピーすることで、
心がスッキリして余裕がうまれてくるんです。
そうやって心の中に溜まったネガティブな
感情をきれいに処理していくことで、
パートナーに向き合いやすくなり、
愛情を取り戻すことができます。
ただ、ネガティブな感情はなかなか
自分一人で向き合うのは難しく、
パートナーも同じ状況にあることも多いので、
カウンセリングや信頼できる方に話して、
根気よく取り組んでいただくことを
お勧めしています。
一人で苦しんだり
抱え込まないでくださいね。
あなたの心が穏やかで幸せでありますように☆
いつも応援しています♡
心理カウンセラー tama
※この記事はnature時代の記事をアップしています