カウンセリングとは?
カウンセリングっていったいどんなことをするの?って思う方も多いかもしれません。
ウィキペディアには、
「依頼者の抱える問題・悩みなどに対し、専門的な知識や技術を用いて行われる相談援助のことである。」
とかかれています。難しいですね…。
私の概念では、クライアントさんが、
より自分らしく、より楽しく、より楽に、日々を送れることができるようサポートしたり、より素敵なあなたになっていただくためのお手伝いをする
ということかな、と思います。
カウンセラーはサポーター的な存在のため、「こうしなさい」というような強要は行いません。
さまざまなことを話していく中でクライアントさんの心の中が整理されていき気付きを得ることや、自発的に問題解決するための行動を取ることが大事だと考えています。
また、クライアントさんがもっと良くなっていくために、心理療法(セラピー)などを用いて心にアプローチをします。
心理療法というと、なんだか怪しげなイメージがあるのではないかと思いますが、簡単に言うと、
イメージワークをする
ことなんですね。
イメージワークは、クライアントさんの感覚をフルに使うため、心の奥底に抱いている本当の気持ちなどが出てきやすいんです。
頭で考えてしまうと、そこには思考が働いてしまうので、ご自身の気持ちに気付きにくかったりします。
すると、本当は「自分はこうしたい」という気持ちがあるのに、周りのことや一般常識的なことを考えると「こうあるべきだ、こうしなければいけない」と、ご自身の気持ちに蓋をしたり、制限をかけてしまうのです。
ですが、イメージを使ったセラピーは思考ではなく、「どう感じるか?」という心の感覚を使うため、判断や制限が出づらくなり、ご自身の本当の気持ちに気付きやすくなります。
なので、心理療法(セラピー)をすると、ゴミ箱にティッシュがいっぱいになるほど、たくさん涙を流される方が多くいらっしゃいます。
一般のカウンセリングでは、傾聴型のカウンセリングがほとんどです。
傾聴型のカウンセリングは、クライアントさんの話を聞くことがメインで、具体的なアドバイスや方向性を与えるものではないため、クライアントさん自身もなんだか物足りなさを感じることが少なくないようです。
Natulish では、提案型のカウンセリングや心理療法を用いて、クライアントさんに一番合ったやり方で心に働きかけていきます。
心の力をフルに使うため、従来の傾聴型のカウンセリングよりも、満足度の高いカウンセリングとなっています。
でも、一番大切なことは、クライアントさんの「選択する」という力です。
カウンセラーは、そのサポートにしか過ぎません。
それくらい、本人の「こうなりたい」という意思が大事なんですね。
そのサポートができたら幸いです。
カウンセリングの実際
面談での心理カウンセリングを受けられた方のお話です。
お名前は仮名とさせていただいていますが、実在の方がカウンセリングを受けられて、どう変わっていったかなどを私というカウンセラーの目から書かせていただきました。
(※すべて本人の了解を得まして掲載させていただいています)
~ 福田勇樹さん ~
福田勇樹さん(仮名)の、奥さんの浮気によるショックを乗り越えていく過程や、最終的には離婚の解消、さらに好きな仕事へ就くまでの道のりまでをご紹介させていただきます。
彼に起こったことや内面的な気持ちの変化に加え、心理学的な見方も交えまして丁寧につづらせていただきました。
カウンセリングってどんな感じ?
セラピーってどんなことをするの?
など、より具体的にイメージできるかと思いますので、ご利用の際に参考にしていただければと思います。
00.プロローグ
01. 浮気発覚のショック
02.奥さんが浮気に至るまで ~浮気の原因とその背景~
03.執着を手放す
04.少しずつ良くなり始めたところから奈落へ… ルーツを癒す
05.パターンを変える
06.話し合いによる決裂
07.裁判を起こすという気持ちから円満な離婚へ…。
08.さまざまな気付きと自由を手に入れる
09.今度は自分が!? 有るはずのない告白をされた日
10.奥さんからの提案に困惑する心 ~彼女を受け入れる~
11.エピローグ ~訪れた転機~
~ あーちゃん ~
Youtube「ゆるたま心理学」でアシスタントをしてくれている「あーちゃん」は、実は、私の最初のクライアントさんでした。
私が心理カウンセラー養成コースの初級に通い始めて半年くらい経った頃、趣味でやっているバドミントンのサークルにいた「あーちゃん」が私に「心の病気」と不眠症のことを打ち明けてくれました。
そこから、1年間で200時間以上、「あーちゃん」の話を聞いていったところ、まず眠れるようになり、「心の病気」も治っていきました。
その治っていく過程をつづっています。
あーちゃんにはいわゆる心理療法(セラピー)をせずに、ただただ話を聞いて、私が思ったことを伝える、そんなスタイルでしたが、1年間で色んな事が劇的によくなりました。
精神的に悩んでいる方にも、共感できる面もあるかもしれません。参考になれば幸いです。
心の病気と不眠症を乗り越える (1/4)
心の病気と不眠症を乗り越える (2/4)
心の病気と不眠症を乗り越える (3/4)
心の病気と不眠症を乗り越える (4/4)
カウンセリングを受けようか悩んでいる方へ
Natulish は自由にあなたが話せる場所です。
どんなことをお話しいただいても大丈夫です。
話すことで、あなたの気持ちが少しでも落ち着き、楽になることが大切です。
カウンセリングというと、まだまだ日本では敷居が高いため、ためらいを感じたり、「私はカウンセリングを受けるほどひどくないわ」と思う方もいらっしゃるかと思います。
私も実際にそう思っていました。
ですが、カウンセリングという言葉にこだわらず、日常から少し離れ、ご自身のことを客観的に見て整理する時間も大切なのではないでしょうか?
「ちょっと仕事を頑張りすぎて、家庭を省みてなかったかもしれない・・」
「自分のことばかり見ていて、パートナーのことを考えていなかったかも・・」
私たちは余裕がなくなると、どうしても周りを見る余裕がなくなってしまいます。
余裕がなくなると、余計になんとかしようとして空回りしてしまい、状況を悪くするということがあります。
自分だけで頑張ってしまい、どうにもならなくなって絶望してしまう方も多いのが現状です。
そういう時は、いつもとは違うことをして視点を変えることが重要になってきます。
カウンセリングでは、いつもと違う視点からご自身を見つめ直すことができ、話して気持ちが楽になった分だけ、心に余裕が生まれます。
心が安らぐ空間で、あなたの心が少しでも楽になれるように、あなただけの時間を過ごしてみませんか?